昆虫 怖い!!

いよいよ、雪が降り出して来ました。
週末からは、やっとシーズンの開幕となるでしょう。



白馬に雪が無いので先日、湯の丸高原に行ってきました。
足慣らしです。コース幅30m、全長450m、緩斜面ですが、アイスクラッシャーの雪ではなく、スノーマシンの雪なので気温が暖かい割には締まっています。
ほんとに基礎レンですが、シーズンは初めには丁度いい感じ。

黄緑の団体さんはSIAのデモ合宿です。47アカデミーの井村デモも参加してました。
デモンストレーターって、もちろん転倒なんかしないけど、細かいミスも全くしないんです。だからデモ。ボードのデモはミスもするし転ぶけどね。



息子がどうしても買ってくれとせがむので購入しました。
長野県は農産物には恵まれていますが、たんぱく源が乏しいのか。
その辺の昆虫さえもご飯のおかずにしてしまいます。
ざざ虫と言って川の石の裏に居る、川虫も食べてしまいます。ふつうは魚釣りの餌なのに・・・。
イナゴは息子が保育園の時の給食で食べたらしく忘れられない味らしい。
私も生まれて始めて食したが、予想通り甘辛。中身が小エビであってもイナゴであっても大差はないであろう。



今日、山本光学さんから今期のゴーグルが届きました。
来期のニューデザインです。
私は中学生から30年以上ずーっと、このブランドのゴーグルしか使った事ありません。最近はいろんなブランドのゴーグルが出ていますが、これ使うと止められません。レンズ性能と、あと日本人の顔面にフィットするフレームはやはり、これしかない。


明後日からゴーグル付けて、雪上が職場となりそう!!

2本持つ訳は

先ほどから急に突風が吹き、寒気が白馬にも入ってきました。
今週はしばらく寒くなる様子です。山では雪が降ることでしょう。

さて、画像はテニスラケットとボード、各2本づつあります。
ラケットは私の物です。この夏に新調しました。ラケットにもボード同様、メーカーも様々、種類もたくさん、サイズ、重さ、バランス、フェイス面の大きさ、グリップの太さ、フレームの形状・サイズ、デザインなどなど、チョイスするのに様々な要素があります。この2本のラケットは全く同じ物です。ガットも同じ強さで同じ種類を張っています。
テニスは使用中にガットが切れて貼り替えないと使えなくなる場合があります。プロ選手の大会にもなると5〜6本、ラケットを持って試合に挑みます。自分の気に入ったラケットの場合は、全く同じスペックのラケットを複数用意します。
私の場合も、このバボラのラケットを新調した時はガットの種類と貼り方を変えて試しましたが、今は調子の良い方に合わせて全く同じ物にしています。私はたまに草大会に出るレベルですが、練習時も含め、予備として2本、絶えず持つようにしています。

さて、スノーボードの場合はどうでしょうか?
もちろんプロ選手の場合は複数本、用意していると思います。私がずっと昔、レースに参戦していた時はSL用を2本、GS用も2本、毎年新調していました。もちろん種目によって使う板は変わってくるのですが、テニスとは違うところもあります。私の場合は2本とも全く同じ仕様で同じチューンナップをします。大会前日にワックスを塗りますが、この時、当日の雪質やコンディションが不安な場合は、2本の板に違うワックスを施します。そして、当日、アップの時に良く滑る板で本番を向けえるのです。もしくはワックスも同じにした場合は、1本はアップ用、もう1本は本番用と使い分けていました。
画像のボードはお客様のですが、ハンマーヘッドスノーボードクロス競技に使う板です。チューンナップの使用はエッジの仕上げは全く同じです。エッジの仕上げを違うようにチューンしてしまうと、大げさに言うと乗り方まで変える必要があります。だからエッジは同じなのですが、ソールのストラクチャーの入れ方を別々にしました。1本は低温時の雪質に合わせ、もう1本はオールラウンドの雪質に使えるようにしました。スノーボードクロス競技の場合、公開練習で2〜3本滑走し、本競技では勝ち進んだ場合は5〜6本滑る事もあります。雪質やコースコンディションもその都度、変化していきます。ワックスを十分に施していても2〜3本も滑れば滑走性は落ちます。また、トーナメントで勝ち上がる場合は次のスタートまでにスタートワックス処理をする時間が必要です。
以前、オリンピックにも出場した千村君のサポートをしたときは、彼はスタートに3〜4本の板を持って行きます。必ずファイナルまで滑るつもりで挑んでたので、セミファイナルとファイナル用のボードは午後のコンディションに合わせたワックスをしておき、セミファイナルまで封印していました。
スノーボードはやはりマテリアルに大きく左右されるスポーツです。複数の板を準備できるとやはり有利になります。でも競技者ではない方はその必要はないかもですね。でも最近は板の特性が色々あります。カービング向き、ロッカー形状、ハンマーヘッド、パウダーボード、アルパインなどなど。
その日の雪質やコンディション、気分に合わせてボードを変えてみることも、スノーボードの楽しみかも。今の私はまさにそうしております。
早く雪、降りますように・・・

チューンナップで冬準備

さて、街のボードやスキーショップでは2011シーズンのニューモデル商品がラインナップされた事でしょう。
今がショップには商品が沢山あり、現物を見てチョイスするには一番いいタイミングですよ。
11月中旬にもなると、商品在庫は一気に減ってきますから。



さて、10月に入ると「雪蔵」でもプレチューンの依頼が急増してきます。
3〜4月に試乗して、4〜6月に早期予約で購入すると、通常は10月頃にショップに届きます。
熱心なお客様は、このようにして確実に自分のお気に入りの「板」をゲットするのです。
そうすると、チューンナップも11月初旬にはお届けできるので、じっくりベースワックスでもして、
余裕を持ってシーズンに挑めるのです。



今期のボードの「流行り」は昨年から引き続き、「ハンマーヘッド」と「ロッカーボード」
ただ、どちらもさらに志向が細分化されております。

ハンマーヘッド」はレース志向・硬いイメージがあったのですが、一般の方にも乗りやすいようにソフトな仕上がり
にしたり、エッジ長の利点を生かして全長を短くしても安定したライディングができる物など。

「ロッカーボード」って言うか、ボードのフレックス形状は、種類が様々。10年前ならスキーもボードも
ほぼ100%がキャンバー形状(センター部が膨らんでいる)でしたが、単純なロッカー形状(中央部が凹んでいる)
以外にも、Vロッカー、ダブルキャンバー、フラットボトムなど、さらにフレックス部をノーズ付近やテール付近に
片寄せて操作性や推進性を高める工夫がされているのもあり。ほんとに様々な形状があります。

昔に比べるとボード選びも大変かもね。
ユーザーのレベルやニーズに合わせて選ばないとボードが楽しくない事もあるので、お気を付けてください。




さて、おかげさまで「ボードチューン 雪蔵」はこの秋で開店10周年を迎えました。
地道ながらも1本、1本丁寧に心をこめてチューンニングしております。

今からが一番の繁忙期を迎えますが、10周年を記念してオリジナルストラップを作成しました。
チューンをご依頼のお客様へ限定50個のプレゼントです。
また、メンバーズカードをお渡しして、チューンやワックスが1年中、割引価格でご利用できるように致します。


それではチューンのご依頼、お待ちしております。

ワックス20%OFF

こんにちは。そろそろシーズンの準備の時期となりましたね。

さて、ボードチューン雪蔵では新しいワックスを入荷しました。

SWIX
HOLMENKOL
GALLIUM
以上の3ブランドを取り扱っております。

くわしくはネットショップをご覧下さい。 http://cart05.lolipop.jp/LA11847470/
取り寄せ商品もすべて20%OFFとなります。
ワックス以外にチューンナプ道具やオリジナル品もございます。

シーズン前のチューンナップと共に「雪蔵ネットショップ」で冬準備を。

ジャンプ大会

先日、毎夏恒例のFISサマージャンプ白馬大会が開催されました。
オフシーズンのウインター競技にこんなに外人が沢山集まる大会はこれぐらいかな。

冬季のワールドカップを目指して、若手の選手がはるばる日本までFISポイントを稼ぎに来るのです。
日本選手はなかなか勝てないですね。3位に竹内選手が入賞しましたが。

2014年のソチオリンピックを目指す選手は我がスノーボードスクールにもいるのですが、ジャンプ競技の女子が正式種目となりました。男子はこのところパットしませんが、女子では高梨沙羅ちゃんと言う中学生がいまや、世界のトップ入りをしており、スキー、スノーボードでは最もメダルに近い選手となっています。なんせ140mも飛んじゃう女子中学生ですから。

大会を観戦していたら、飛び終わった後に選手のウエアのチェックをしている外人のスタッフが居ました。
ジャンプやダウンヒルは空気抵抗が大きく結果に関わってきます。選手が着用しているスーツは事前に空気抵抗のチェックを受けてFISの公認をもらいます。スーツのふくろはぎのところに100円玉みたいな目印が付いていればOKです。なければ失格。

そう言えば、ソチオリンピックではスノーボードスロープスタイルとパラレルスラロームが新種目として採用されました。47のスクールでエアレッスンやポールレッスンを受講して頂いたジュニアたちがオリンピック選手に選ばれたら、どんなに嬉しい事かなぁ〜。

福島に戻りました

9月になれば、ほとんどのところの学校は2学期が始まります。
福島原発事故の影響で夏休みの間、白馬に避難していた子どもたちは、福島に帰りました。


最後の夕方はもちつき大会!!
お盆のころは、もっとたくさんの子供たちが居ましたが、半分くらいの子供たちはすでに福島に戻っています。


今、流行りのベイブレード。年齢や性別に関係なく、子供たちは遊びに夢中になります。
1カ月足らずの白馬での生活は満喫できたのでしょうか?

福島ではプールにも入れないし、外にも出られないし、マスクも必需品。
ほんの1週間でも放射能の心配のない所で生活することは精神的にも肉体的にもリフレッシュされるらしいです。


夏休みの間、もっと子供たちと一緒に過ごす事ができればよかったなぁ〜。
福島に戻っても、元気で過ごしてね。

オフトレのすすめ

夏が終わると、シーズンインまではあっという間にやってくるもんです。
この時期になると私個人的には、どんどん焦り気分が膨らんできますが、一般スノーボーダーの方はどんどんワクワク・ドキドキ感が膨らんでくるのでは。

約半年、滑っていないとシーズンインは間違いなく上手く滑れません。
まして、半年間、体を動かしていなければ、最悪!!来シーズン終了まで昨シーズンの滑りは復活できませんよ!!

スノーボードのオフシーズントレーニングには大きく分けて2種類あります。
一つはフィジカル面のオフトレ。
スノーボードが思い存分できるような肉体を準備しておくことです。
もう一つはメンタル面のオフトレ。
スノーボード運動のイメージを頭で描き、体で再生できるよう慣れておく事。イメージトレーニングとも言います。


上記の二つのオフトレが気軽にできるのがバランスボードです。
筋肉増強にはほぼ、なりませんがバランス能力を養いながら、ボードの感覚を同時に磨くことができます。
1時間もあれば、ボードに乗ってバランスを取ることができますが、上手い方はボード上でジャンプしたり、ボードを回転させたり、体を回転させたりと技もエスカレートしていけます。
何よりも、気軽でできること。たった5分あればできる。狭い場所や部屋の中でもできる。体力はあまり必要ないのでしんどくない。子供でもできる。おっさんでもできる。ボードビギナーでも達人でもできる。

こんな感じです。
このタイプは1万円ちょっとで販売していますが、色々なタイプがあります。
板と丸柱があれば自作もできます。画像のタイプは板と丸柱がレールでジョイントされているのでいろんな技ができます。また、丸柱が斜めに丸みを帯びているので、ボードのエッジに乗った角付けもできちゃいます。


でも、私のオフトレはもっぱらテニスですが・・・