クロスカントリー

久しぶりの更新です。たぶん今年初。もう2月後半。シーズンも終盤。最悪!!


先日、どうしようもないショックを受けました。
息子の通っている白馬北小学校では冬の授業としてスキーのジャンプ、アルペン、クロカンの3種目を全生徒にやらせる。
ジャンプは校庭に常設されているジャンプ台(たぶん15m級)を使って。
アルペン(通常のゲレンデスキーの事)は八方尾根や岩岳など近隣のゲレンデに出かけて。
クロカンは校庭のアップダウンもあるコースを作って。


さらにその成果を試すべき、発表会(大会のような)も各種目ある。
ジャンプの記録会は校庭で。(なぜかこれは親には非公開)
アルペン岩岳カモシカコース(私が現役の頃、ボードGSで1分をきれなかった本格的すぎるコースである)で全校生徒参加の大掛かりな大会。
クロカンはオリンピックコースにもなったスノーハーブで記録会が行われる。


そのクロカン記録会が先日、行われた。
息子は間違いなく運動音痴。でもスキーだけは優等生である。ボードは1回しかやったことないけど。
アルペンスキーは一緒に滑っているのだが、クロカンをやっている姿は初めて見た。
板とブーツがマッチしていない様子。普段、O脚のはずが今日はX脚になっているぞ。なんかおかしい。
結果、58位。3年生全部で60名程しかいないはず・・・・。


画像は集団からかなり離され、一人でゴールする息子。
とっくにゴールしていた級友がみんなで応援をしてくれた。ほんとにありがとう。

隠れファン!!

こんばんわ。
お久しぶりです。
お久しぶりにゲレンデに出ました。
休みもなく毎日、47に出勤しているのに、そしてまだまだスクールにはお客様がめったに来て頂けないほど暇なのに、5日ぶりにゲレンデ出没である。
ゲレンデも相変わらずガラ空き。大丈夫なのだろうか?と疑ってしまう。



雪蔵はこの時期、特に忙しい。
昼間、スクールに居る時だけでも3名様より「まだですか」「はよ、してくだされ」と催促された。
焦るじゃないか!スクールでボーとしていていいのだろうか?
早く雪蔵に戻ってチューンのお・し・ご・と。



自分が手掛けたボードをゲレンデで見ることがうれしい。
スクールのお客様やその辺の方が雪蔵製のボードで楽しそうに滑っている姿を見るのが楽しみです。
今は繁忙期なのであまり注文は受けたくないけど、でも注文を下さい。
きっとスノーボードが楽しくなるよ。



さっき、高梨沙羅ちゃんが脳震とうで運ばれたとニュースで言ってた。
ボーダーではなく、スキージャンプの選手。
フィギュアスケートの選手よりも、ソチ五輪で最もメダルに近い選手だと思う。
以前、私のブログでも紹介したような。
心配だったが、「お腹、空いたよ」って回復したらしい。
良かった。


実は隠れファンやねん。

ジャッジ講習会に参加して

ジャッジ、この20年来、わたくしは色々なジャッジングを行ってきました。

バッジテストの検定員
インストラクター検定の検定員
旗門審判員
ビッグエアのジャッジ
テクニカル選手権のジャッジ
スロープスタイルのジャッジ
大会の主審やTSなど


たぶんこのこの20年間で上記のようなお仕事は200回以上こなしている。
良くやっているもんだと自分でも感心してしまう。


でも、これ全てスノーボード
シーズン直前の1年で一番忙しい季節だが、先週末、私はジャッジ講習会にぺいぺいで参加させて頂いた。
ジャッジと言えばカッコいいのだが「審判員講習である」

なぜか「野球」の。



ぺいぺいなのでもちろん塁審である。
今から30数年前に少年野球の経験はあるのだが、まさかこの年になって野球の審判なんて・・・
まあ、大丈夫だろう。と思っていたが会場に行った瞬間、雰囲気で「これダメ!」と思った。
本格的である。私はいつの通りのジャージ姿。
みんなは紺色のスラックスにひさしの短い独特なキャップ。



丸一日、小雨の中、実技講習。ええ年したおっさんが講師に怒鳴られている。
わたしはなるべく目立たないように努力した。幸い怒鳴られることはなかったけれども・・・
野球のルールは複雑。選手でさえ、例えば1アウト1・2塁で左中間のヒット性の打球が飛んだらどうするか?っていきなりだとわからない。
審判は打者がボールを打った瞬間、ベストな場所へダッシュするのだ。
選手よりも俊敏にダッシュするのだ。
嘘と思ったっら、今度、野球中継で審判の動きだけを見てみて下さい。


ロンドンオリンピックではジャッジングでの問題がクローズアップされました。
スノーボードも野球もサッカー、柔道もジャッジのレベルアップがその競技や選手のレベルアップにつながるのですよ。



とりあえず、バッターアウトの時に右手を挙げるのだが、(左利きの私は、右手をとっさに挙げる事さえ難しいのに)その時、親指を出してしまう癖を直さないと、草野球の審判ですら当分はできそうもないのだ。

マテリアル選びは慎重に

今日中に、47の営業担当の方へ冬のスケジュールとパンフレットの原稿を提出しなければいけない。
また、スクールのお客様からもシーズンのスケジュールをFAXで送って欲しいと催促あり。
ああ〜、焦ってくる。


こんな日はブログでも更新してみる。


さて、シーズンが近づいてきました。
雪便りも楽しみですが、今季のマテリアル選びもそれ以上に楽しみですね。
20年以上、スノーボードをしているけど、私ですら毎年、楽しみ。


で、今シーズンこそアルパインに力を入れてみようと思っておりまして、気分一新、ハードブーツを新調してみました。

昨日、届きました。 UPZ





新調した理由、ベスト3は
・47カップでブーツ使用率の割合を調べたら圧倒的にトップ選手が使っているから。
・今まで使っていたG社のブーツがどうやら自分には合っていないことが2年かかってわかったから。
・ファイスブックのお友達が良く話題のネタにしているから。


ってことで、早く雪降ってくれ!


は、建て前で、できればシーズンまでの準備期間をあと1か月延ばして欲しい〜〜〜〜〜〜〜!

パンティーストッキング 2

気が付けばもう10月になっている。
気分はまだ夏だったのに。
冬の準備を急がなくっちゃと焦る今日この頃。


さて1月11日のブログに引き続き、パンティーストッキングのネタである。


まだまだ寒いってほどでもないが、今日もパンストを新調した。
以前、元ナースからどっさり頂いた純白のやつ。
決して、中古品ではございません。新品です。


昨日まで使っていたやつは汚れて、伸びきって、少し穴が開きそうになってきた。
愛用の純白のパンストが限界にきていた。
だから、新しいのを今日から使っている。
新しいのは気持ちが良い。
通気性もバツグンだ!


冬に向けて私も多忙になってくる。
それに伴い、パンストの消費も増えてくるのだ。



いつもありがとう、パンティーストッキング!!

登山の本番

8月、どこの家庭でも家族旅行の計画を立てるのだが、我が家は昨年より決まっていた。
昨年の夏休み、なぜか息子が「富士山に登りたい!」って言い出したのだ。たぶん「飛び出せ科学くん」でやっていたからだと思うが。
昨年、さっそく行ってみたのだが、大雨の為、5合目までもたどり着かなかった苦い経験が。


さて、不十分ながらトレーニングを積み、2日間の富士山登山が始まった。
私も初体験であるが、地元白馬からわざわざ富士山に向かうことを素直に喜べないとこもある・・・。

ハイシーズン中はマイカー規制の為、麓よりシャトルバスで5合目まで。そこからの登行開始。天候は今一つ。4ルートある登山道の須走コースからの登行。6合目までは樹林の中の登山道であったが、それ以上は植物が乏しくなり、火山っぽい景色。景色と言っても雲が多く、眺めは悪い。



6合目・7合目と各ポイントには茶店兼山小屋がある。その都度、いっぷくである。
そこには不思議なおでんの看板があった。息子がおでんを買ってきたけど、普通にHOTであった。
上部に行けばペットボトル500円。カップめん600円。トイレ200円・・・。お金さえ払えば不自由がないのが富士山。



通常5時間コースを7時間かけて本8合目の「江戸屋」という山小屋に夕方到着。本当に山小屋であった。部屋はなく、天井裏のスペースで寝袋で寝る。一人1畳もないであろうスペースで荷物置き場もない。トイレは宿泊者でも100円。もちろん洗面所・風呂なんてないし、夕食はお決まりのカレーライス。やることもないので7時過ぎに就寝。


夜中の1時頃より騒がしくなり、よく寝られなかった。私たちはご来光のギリギリに起きて、山小屋玄関でご来光を拝む。



雲海だらけ。
ご来光はめったに見ることはないけど、雲海はいつも見ているのでそんなには感動がなかった。それよりも寒かった。





9合目あたりである。ガレ場が続き、傾斜もきつい。
富士山登山の客層は白馬なんかに比べると若い方・ファミリーが目立つ。山ガールもいっぱい。だから素人っぽい方が多く、非常に苦しそうにしている人がいっぱい。息子もまさにそんな感じ。私にとっては楽勝!!

またまた2時間遅れで山頂に登頂しました。
聞いていた程、人は多くなかったです。きっとご来光を山頂で迎える方はとっくに下山しているのでしょう。

お鉢です。正面の奥が観測所のあるところで本当の山頂らしいです。
私らは時間がないのでお鉢めぐり一周は断念。時間もそうだけど気力もなかったので。



須走コースの帰り道は砂道なので小走りで下山ができます。
が、そこで私の肉体は急変。ハプニングが。高山病なのか頭痛が爆裂して死にそうな状態です。息子は登りと打って変わり元気いっぱい走って下山。私は両手に杖を突いてパッと見で80歳位のじいちゃんみたいになってしまった。


実は先日の白馬乗鞍岳、乗鞍岳大雪渓、今回の富士山と1週間のうち5日間も高所に居たにも関わらず、高山病なのか?

やっぱ、山をなめたらあかん!!

登山の練習

この夏休みの我が家の目標は「家族で富士山登頂」ということに昨年より決まっている。
で、その前に近場の山でトレーニングをしなければ、日本一の富士山なんかに登ることは「無理!」と思い白馬乗鞍岳に行ってきました。



当日は8月には珍しく快晴であった。ラッキー。
栂池のゴンドラからの眺めである。中央が白馬槍ヶ岳、右が白馬杓子岳。その右の白馬(シロウマ)岳のさらに右の白馬乗鞍岳が今日の目標。
ロープウエイをおり、栂池自然園の入口横から登山開始である。30分もすれば予想通り息子の機嫌が悪くなってきた。苦しそうである。私もである。
「僕、具合が悪くなってきた」といつものごとく。
せっかく来たのにあきらめさせてはいけない。とドキドキしながらなんとかやる気を出させるように気づかいをする。
実は1週間前にも登山のトレーニングに行ったのだが、その時は途中で断念。今日も断念する事があれば富士山はあきらめなければと思っている。




天狗原という広い大斜面。傾斜は30度オーバー。
30年位前にヘリスキーで滑った記憶がある。
はたして今からこの急斜面を登れるのか?不安がよぎる。



息子はなぜか元気が出てきて、途中から人が変わったように頑張ってくれた。
無事、登頂に成功!!!
良かった。これで夏休みの第一関門をクリア。来週の富士山も予約ができる。



山頂の向こうは白馬大池が。こんなに高いところに大きな湖があるとは知っていたけど初めて本物を見ました。
「きれい」

ペース配分がかなり遅かったのでロープウェイの最終便に間に合うようにそそくさと下山しました。

帰り道にはローソンでアイスを買わされたが、ちょっと安心した1日であった。