子供たちと遊んでいます

3月の震災以来、「私には何ができるのだろうか?」と考えた方は沢山おられるのでは。
シーズン中はスノーイベント時に募金や救援物資を募ったり、震災復興イベントを開催したりはしたけど。



津波災害の復興は時間が経つにつれて、少しづつ進んでいるようです。
でも、原発事故での放射能問題は何一つ解決していないのでは・・・。

福島県の人たちは複雑な心境であることでしょう。
夏休みの間、福島の子供やその家族が短期(2〜4週間)ではあるけど、安心して外で遊ぶことができる白馬村に避難しに来ていらっしゃいます。
都会の方が数日でも空気のきれいな白馬で過ごすとリフレッシュができるように、放射能の影響がある土地から数日でも、その心配のない所で生活をすることは心身ともにかなりの効果があるらしいです。
それよりも子供たちにとってはマスクを外せない生活、また室内だけの生活では相当なストレスの原因になるでしょう。

夏休みだけでも精一杯、遊んで行ってもらいたい。 白馬で。

私は時間があるときに福島の子供たちと遊んでいます。




そう言えば、4月の暇な日に、スクールのミーティングで「原発について考える」というテーマをスタッフに出した。
普段、ボードの事ばかり考えているスタッフにそろそろ社会復帰するのだから社会の時事問題についても考える機会を作ったのだ。
様々な活発な意見が出た。ボードをしながらでも震災の影響は彼らにとっても大きなものだったであろう。

あの時、私は今後、原発をなくすべきかどうかをスタッフに質問した。
なくすに賛成は私を含め2名。反対または仕方ないが4名だった。
あれから数か月、一向に原発問題は解決しない。毎日2000名もの方が危険な環境の中で復旧作業をして頂いているのに、何十年も先まで掛かるらしい。