ストーン交換

こんなに暑いのにいつの間にか9月。そろそろ冬の準備に追われる季節となりました。

今日は「雪蔵」の話題です。
ストラクチャーを入れるにはストーンで滑走面の傷を入れながら研磨します。ストーンにはダイヤモンドカッターでドレッシング(石に溝を刻む工程)します。ストラクチャーのパターンを入れ替えたり、新しいパターンを刻めばストーンは削られて、徐々に細くなってきて限界に達するのです。


これは今まで使っていたストーンです。あと100回はドレッシングができるのですが、この機会に新しいのと交換することにしました。


今日はマシーンのメーカー担当者に来ていただき、メンテナンスです。専用工具などもあり、この通りいっぱいの工具が並びます。

新品のストーンのセッティングです。自分で行うにはちょっと専門の知識と経験が必要かな。
ストーン(ピンクの石のロール)の左側がこの機械の心臓部。画像では見えませんがダイヤモンドカッターが高速回転しているストーンに刻みを入れていき、ストラクチャーのパターンを作ります。
ストラクチャーのパターンはドレッシング時の回転スピードや研磨時のストーンの回転速度などによって、無数に調整できるのです。



ストーンの交換と各部署の点検、ベアリング交換など7時間もがんばっちゃいました。ストーンも新品の方が回転半径が大きくなるので、きれいな目が入るのです。

これでマシーンの冬支度は完了。これから「雪蔵」の繁忙期を迎えます。