阪神、力尽きるの巻き

yukizo2006-10-10

 2日前、阪神は巨人との最終戦。エース、井川が6回まで1失点となかなかの好投をし、JFKとお決まりの勝ちパターンだったはずが、久保田が打ち込まれまさかのの逆転負け。中日は勝ち、この時点でマジック2に。
 これで「今シーズンは終わった」と正直思った、二日後に中日はリーグ優勝を決定した。
 それにしても今シーズンの阪神は昨年に比べると格段に調子がいまひとつであった。前半戦は打線が全く打てづ。投手陣は藤川一人でがんばっていた感じ。後半戦になってJFKが機能せず。打線は少しは調子が出てきたけど一番、赤星は不調。爆発力が全く感じられない。先発投手がやっと軌道に乗ってきたが、時期すでに遅し。中日に最大9ゲームもあけられ、正直、その時点でタイガースを必死で応援するのは馬鹿らしくなっていた。
 でも、それ以降、あきらめかけた猛虎魂に火がついたかのように勝ち進んだ。これだけ調子の悪かったチームなのに最後まで優勝の望みを絶やすことなく、ファンを楽しませてくれた選手や首脳陣に感謝したい。
 自力を感じるシーズンであった。万年最下位のころのタイガースに比べると、少し噛み合っただけで優勝争いができる今のタイガースは、確実にこの数年でパワーアップしたって感じる。今のベテランが引退する前にゼッタイ日本一になってや!