検定員年次講習会

 バッジテストやインストラクター検定会において検定(ジャッジ)をする人が検定員である。JSBAではC級からA級までの検定員資格があるのだ。この資格を維持、更新するには3年に一度の更新申請と検定員年次講習会の参加が義務付けられている。
 さて、今日は、はるばる大阪までその講習会を受講しに来た。受講生は23名程居たかな。講師は妙高高原グローイングスノーボードスクール校長の吉田美和さん。いきなり私の顔をみて「なにしに来たん。金井さん」 長年の付き合いではあるが、受講生と講師の立場なのに「なにしに」はないやろー。と思った。9,000円も受講料を払ったのだから元を取ってやろうと関西人の発想ではあるが、間違いなく私一人が講師に質問攻撃をしていた。作戦通り講師を困らせることに成功した。他の受講生はみんな、おとなしかった。やる気あるんだろうか?それとも義務付けられているから参加しているだけなのか。
 私はこの資格をフルに活用している。バッジテストの検定はすでに100回位経験しているし、インストラクター検定会での検定員も随分、やってきた。スクールのインストラクターでもあるのでお客様のレベルアップに協力してバッジテストに合格してもらうのが仕事であるのだ。またスクールのスタッフにイントラのより上位資格を取得してもらうことも校長としての任務であろう。でも検定員は嫌われるらしい。不合格者からは恨まれるよって講師が言っていました。でもそうでもないと私は思います。合格できるレベルかどうかを見極めることが検定員の仕事であり、受験生のレベルを的確に判断することは決して不合格であっても本人にとっては意味のある事だと思うのだが・・・